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オスカー退社が相次ぐのはなぜ?タレント一覧と共に理由を考察!

上戸彩、武井咲ら有名女優やタレントが所属するオスカープロモーションは、「美の総合商社」と呼ばれるほどの大手芸能プロダクションです。

近年、そのオスカープロモーションから退社する女優やタレントが跡を絶ちません。

一部では社内が揉めに揉めており、大混乱になっているという噂も…?

一体何があったのでしょうか。

過去に退社したタレントもまとめながら、オスカーの事務所離れの真相について調べてみました。

オスカー退社タレント一覧

まずは近年オスカープロモーションを退社した有名女優・タレントを時系列でまとめてみました。

2019年12月忽那汐里(くつな しおり)さん
2020年2月草刈民代(くさかり たみよ)さん
2020年3月中旬ヨンアさん
2020年3月末岡田結実(おかだ ゆみ)さん
2020年3月末リサ・ステッグマイヤーさん
2020年3月末米倉良子さん
2020年4月末長谷川潤さん
2020年4月末富岡佳子(とみおか よしこ)さん
2020年8月末剛力彩芽(ごうりき あやめ)さん
2020年8月末福田沙紀(ふくだ さき)さん
2020年8月末紫吹淳(しぶき じゅん)さん
2020年8月末堀田茜(ほった あかね)さん

怒濤の退社ラッシュですね。

しかもみなさんテレビやメディアでよく見る売れっ子タレントばかりです。

元々女性タレントが多く所属している事務所だけに、ほとんどが女性芸能人です。

ちなみに2019年M-1グランプリでファイナルに進出し、一躍売れっ子芸人になったぺこぱも元オスカー所属です。※オスカーのお笑い部門が解体後、事務所移籍

タレントのみならず、タレントを支えるマネージャーや社員も相次いで退社しているようです。

オスカーってどんな事務所?

オスカープロモーションは昭和45年の1970年に創業され、総勢約6,500名のタレントが所属する大手芸能事務所です。

事務所の勢力でいうと、日本の芸能事務所トップ10に入るほどの力のある事務所になります。

オスカーと言えば、看板女優である上戸彩や武井咲も出場歴のある「全日本国民的美少女コンテスト」が売れっ子女優の登竜門として有名ですよね。

引用元:tv asahi

事務所自体が「美文化の創造」をモットーに掲げていることもあり、美女タレントが多く在籍しています。

あと「20歳以上ならデビュー後5年、10代なら25歳まで恋愛禁止」というルールがあるみたいです。結構シビアですね。

退社理由は?

こんなにも多くのタレントが一気に退社しているとなると、事務所自体に問題がないとは到底思えません。

社員が次々と退社する主な理由を調べてみました。

上層部のパワハラ?

オスカープロモーションは80歳と高齢の古賀誠一(こが せいいち)さんがもともと社長でしたが、現在は会長となり、石川薫さんという方が社長、古賀誠一さんの長女の古賀幸子(こが さちこ)さんが常務、その夫である堀和顯(ほり かずあき)さんが専務として事務所を運営しています。

もともと古賀誠一会長のワンマン企業と言われており、口出し出来る社員はほとんどいませんでした。

それでも一代でここまで事務所を築き上げてきた訳ですから、実力と信頼のあるお方だったのだと思います。

米倉涼子さんは退社する前「社長が替わったら私やめるからね!」とも発言しています。

会長に就任する古賀誠一さん(文春オンラインより)

その古賀誠一さんが2020年4月より会長となり、石川薫さんが新社長となりました。

古賀誠一さんの娘である古賀幸子さんは常務、その夫・堀和顯さんは専務として事務所を取り仕切っているのですが、

どうやらこの堀和顯さんが騒動の元凶と言われているみたいなんです。

堀和顯さん(文春オンラインより)

「社員やタレントが大量退社しているのは、堀氏と幸子氏の夫婦が原因でしょう。そもそも小中学校の同級生だった2人ですが、10年以上前に同窓会かなにかで再会して結婚。結婚翌年に堀氏はオスカーに入社してきた。すぐに役員になりました。以前はバイク便の配達員をやっていたとかで、どれだけ速く走っていたかを社員に自慢していた。ただ、芸能界の仕事をした経験はなく、ひたすらコストカットばかり。何かあればすぐに始末書を書かせるので、みんな嫌気が差してしまった。」

文春オンラインより引用

「石川氏の堀氏に対するゴマすりがとにかくひどい。堀氏が『YES』といえば、石川氏も必ず『YES』ですからね。米倉さんもこの2人にはついて行けないと判断したのでしょう」(テレビ局関係者)

文春オンラインより引用

堀和顯さんは古賀幸子さんと結婚する前、ほとんど芸能界とは縁のなかった方でした。

言ってしまうと業界ド素人の方であり、会社経営の経験もなければ組織をまとめる力もないくせに圧力だけかけてくる状況に、社員はついて行けなくなったそうです。

そして社員が一番嫌がったのが、経費の締め付け。

堀氏が専務に就任してから、タレントを売り込むためテレビ関係者と打ち合わせする際の交際費も経費でまかなうことが出来なくなり、仕事が円滑に進められず嘆く社員が続出したのだとか。

  • 実力がないくせに威圧的
  • 無理なコストカット

上記理由が堀和顯さんが疎まれる主な理由のようです。

当の堀和顯さんは「衝突はあったが、パワハラはなかったと思います」と発言しています。

主力女優との待遇の差?

オスカープロモーションの看板女優である上戸彩武井咲はそれぞれ結婚もして妊娠・出産・育児を経てある程度マイペースに仕事を出来ており、それなりのVIP待遇も受けているみたいです。

芸能関係者からの情報によると「過去に退社していったタレントたちは、そこまでのVIP待遇を受けていない」のだとか。

確かに同じ女優という立場なのに、あまりにも待遇が違うと仕事へのモチベーションも下がりますよね。

上戸彩は育ててくれた古賀誠一会長に恩義を感じているみたいで「私は会長がいらっしゃる限り、辞めませんから」と話しているようです。

女優別退社理由まとめ

過去に退社した女優が発表している退社理由をまとめてみました。

米倉涼子
米倉涼子
あくまで前向きな円満退社です。
ヨンア
ヨンア
今後はブランドのプロデュース業に力を入れつつ、活躍の場を広げたい。
岡田結実
岡田結実
ちょっとした方向性の違いがあって、だったら今後のことも考えて一人でも出来るかなと。育ててくれたオスカーには感謝しています。
剛力彩芽
剛力彩芽
これからは自分自身で考え選択し挑戦していこうと思います。

外向きの退社理由になるので本来の理由は定かではありませんが、事務所内の確執は少なからず影響していると思います。

米倉涼子さんや岡田結実さん、剛力彩芽さんはオスカーを退社したあと個人事務所を設立しています。

オスカーだけではなく、近年大手事務所を退社し個人事務所を設立する芸能人が増えており、個人事務所を立ち上げる大きなメリットは「節税対策」と言われていますが、

テレビだけではなくSNSや動画配信チャンネルなどが普及した今、芸能人の働き方が従来と変わってきているのも理由の一つかもしれませんね。