
友達や知人の結婚式。新郎新婦の幸せそうな姿を見ると、こちらまで幸せな気持ちになりますよね。
本来であれば喜んで参加する結婚式ですが、新型コロナウイルスの感染がおさまらない中結婚式に招待され、
「招待されたけど、どうしよう…」
と悩んでいる方はかなり多いと思います。
そこで今回は、コロナ禍で結婚式に招待された場合の出欠の判断や欠席する際のマナーについてご紹介したいと思います。
目次
コロナ禍の結婚式について
まずは「コロナ禍の結婚式、出席する?欠席する?」という質問について236名の方にアンケートを取ってみました!
結婚式出欠アンケート

なんと「出席する」「欠席する」「ギリギリまで状況をみて判断する」がほとんど同一という結果でした!
どちらかの意見に偏っているという訳ではなさそうですね。
結婚式出席派の意見
コロナにも関わらず結婚式に出席される方の意見を見てみましょう。
出席される方を見ていると、コロナだからといって断ることはしない、今までと同じように出席するという意見が多かったです。
また、男女比によって差もあり男性のほうが女性より気にしていない傾向にあるみたいです。
結婚式に出席するつもりだけど、嫁に反対されている…という既婚男性も中にはいらっしゃいました。
結婚式欠席派の意見
結婚式に欠席するという方の意見を見てみましょう。
欠席を選ばれた方を見ていると、自分がコロナにかかることで自身の家族が感染してしまうのではないかと懸念されている方が多く、
特に妊娠中の方や幼い子供を抱えている方、高齢の家族と同居されている方は欠席を選ばれる傾向が強いことがわかりました。
招待者の主な欠席理由を以下にまとめました。 ※みんなのウェディングより引用
- 自分が妊娠中
- 家族に高齢者・妊婦・子供がいる
- 職業柄、重症化しやすい人たちと接している
- ぜんそくや高血圧、心疾患、糖尿病など、基礎疾患がある
- がんなど、免疫にかかわる疾患を治療中
- 遠方で航空機や新幹線を使っての移動になる
- 感染者が出たエリアに住んでおり不安
- 開催地付近が感染者が出たエリアであり不安
披露宴会場が感染が拡大している地域なのか、自分が住んでいる地域が感染が多い地域なのかによっても判断が異なってくるようです。
結局どうすればいいの?

結論からいうと、出席も欠席もどちらも正解です。
どちらであってもあなたが悩みに悩んで下した決断であれば、その判断に間違いはありません。
「あなたの結婚式には出席したのに、私の結婚式に来てくれないなんて!縁を切る!」と憤慨する花嫁も一部いるみたいですが、大切な命には変えられませんよね。
大好きな人の結婚式。もちろん出席するに越したことはないですが、欠席を選んだとしても「結婚式に出席しない=結婚を祝っていない」という訳では決してありませんので、
コロナが理由で欠席を決断した場合、まずは正直に相手にその理由を伝えることが大切です。
そして結婚式に出席出来ない代わりに違う方法でお祝いをしましょう。
ここでどのように対応するかが角が立たないポイントとなります!
非常識な対応やマナーを知らない場合、新郎新婦との関係性がこじれることもありますので、きちんとしたマナーをしっかりわきまえた上で祝福しましょう。
結婚式に出席する場合

出席を選んだ方は、今まで通り盛大に祝ってあげて下さい。
こんな大変な状況の中、出席してくれたあなたは新郎新婦から生涯の友人である勲章を得ています。
もし出席前に会場の感染対策が気になるようでしたら、新郎新婦に連絡をして聞いてみるのもよいでしょう。
配慮のある新郎新婦であればあらかじめ対策について連絡をしてくれますが、そこまで気が回っていない可能性もあります。
挙式ではマスクをしていいのか、ソーシャルディスタンスは保たれているのかなど、参列前にあらかじめ会場の対策状況を把握することで、不安を軽減することが出来ます。
結婚式に欠席する場合
本来であれば、お祝い事に欠席する場合その理由は具体的に伝えなくても良いとされていますが、
今回の新型コロナウイルスの場合に至っては、8割以上の花嫁が欠席理由を教えて欲しいと答えています。※みんなのウェディングより
コロナウイルスを懸念して欠席を選択した場合、正直に言いにくいからといって変に理由をうやむやに伝えてしまうと、かえってマイナスに捉えられてしまう可能性がありますので、
欠席の理由は正直に新郎新婦に伝えましょう。
基本的に招待された結婚式に欠席する場合でも、ご祝儀やお祝いは贈ったほうがよいとされています。
欠席を伝えるタイミングによって連絡の仕方やご祝儀の金額が少し異なりますので、時期別でまとめてみました。
招待状が届く前に断る場合

招待状が届く前に欠席の意向が固まっているのであれば、招待状が発送される前に新郎新婦に欠席の連絡をしましょう。
「招待状が届いた時に欠席で返信すればいいや~」と思うかもしれませんが、招待状1通につき数百円の費用がかかっています。
連絡は電話でもラインでもかまいませんので、出来るだけ早めに欠席の連絡を入れるほうがベターです。
この場合は過去にあなたの結婚式に出席して頂いていない限り、ご祝儀は特に必要ないとされていますが、お祝いの気持ちとしてちょっとしたプレゼントを贈ればきっと喜ばれるでしょう。
招待状が届いたあとに欠席で返信する場合
初めの打診で出席するとは言ったものの、状況が当初より悪化する場合も十分あり得ます。
招待状が届いたあと「やっぱり感染が拡がっているから欠席しよう」と欠席の意向が固まれば、欠席で招待状を返送するのと同時に新郎新婦に連絡を一報入れるのがベターです。
出席すると言っていたのに、欠席のハガキが返ってきた…となると新郎新婦も困惑してしまいますので、欠席の理由を伝える意味でも連絡は入れるようにしましょう。
この場合は1~2万ほどのご祝儀もしくは同額くらいのプレゼントを贈るのが良しとされています。
出席と返信したあとに欠席する場合

出席と返信したあとに欠席に変更する場合は、なるべく早めに新郎新婦に連絡を入れましょう。
この場合は出席して渡す予定だったご祝儀と同額を包むのがマナーとされています。
出席で返信を出した時点で、新郎新婦は人数の最終チェックや席次表の作成に取りかかっています。
期限を過ぎたあとの欠席連絡は少なからず新郎新婦に負担がかかっていますので、お詫びの気持ちも込めてご祝儀を渡しましょう。
挙式1週間前~当日に欠席連絡する場合
よほどのことがない限り避けるべき欠席連絡のタイミングではありますが、
挙式の1週間前~当日の間に気持ちが変わった、もしくは職場でコロナ感染者が出てしまった…などの理由で欠席する場合は、秒速で新郎新婦に連絡を入れましょう。
というのが主催者側の本音であり、1週間前となると食事や引き出物の手配なども済んでいますのでキャンセル料が発生する場合があります。
この時期の欠席連絡は新郎新婦に大きな迷惑がかかっていますので、行き違いのないよう必ず電話で連絡を入れ、お詫びの気持ちを伝えましょう。
もちろんご祝儀は当初渡す予定だった金額を包んで渡しましょう。
ご祝儀をもらっていれば、同額を渡そう
もしもあなたが先に結婚式をあげていて既にご祝儀を頂いている場合。
この場合はどのタイミングで欠席を伝えるにしても、頂いたご祝儀と同額を送るのが本来のマナーではありますが、
食事や飲み物、引き出物も頂かないのに3万円は少し高すぎる…というのであれば、1~2万円程度のご祝儀もしくはプレゼントでもかまわないとされているようです。
ちゃんとお祝いしなかった場合、関係がこじれる?

いくらコロナが理由で欠席を選んだとしても、連絡の仕方が雑だったりお祝いをきちんとしないと、新郎新婦はあまり気をよくしないかもしれません。
ここで花嫁の本音を一部紹介します。
受け取り方はそれぞれですが、男性より女性のほうが結婚式というものに対して思い入れが強いこともあり、適当な返事や対応をされると今後の関係を改めるという花嫁もいるようです…
さすがに関係を改めるいう考えは少し卑屈な気もしますが、予期せぬ今の状況で欠席者が相次ぐ大変さは当事者にしかわかりません。
たとえ欠席であっても丁寧に連絡をすること、そして気持ちをこめたお祝いをしてあげることで、新郎新婦は快く受け止めてくれるでしょう。
結婚式当日に祝電を送るのも、新郎新婦から喜ばれますよ♡
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まとめ
コロナ禍で結婚式に招待され出欠を迷っている方にとって、少しでも判断する材料になればと思いそれぞれのマナーを紹介させて頂きました。
たとえ欠席を選んだとしても、誠意を込めて丁寧に理由を伝えればきっと新郎新婦は理解してくれるはずです。